国民年金基金

国民年金基金とは

国民年金基金は、自営業・フリーランスのみなさまの国民年金(老齢基礎年金）に上乗せする、公的な年金制度です。
会社員等との年金給付額の差を解消するために設立された制度であり、国民年金のみではまかなえない老後資金を事前に準備することができます。

【加入できる方】
国民年金を全額納付されている方で、以下に該当する方
・20歳以上60歳未満の国民年金の第1号被保険者の方
・60歳以上65歳未満の方や海外居住されている方で国民年金に任意加入されている方

国民年金基金の役割

65歳以上の夫婦2人に必要な生活費は、月々約27万円といわれています。
国民年金のみでは不足する老後資金を、国民年金基金で補うことができます。

国民年金基金のメリット

①終身年金が基本
・65歳から生涯受け取る終身年金（A型・B型）が基本ですので、長い老後の生活に備えることができます。

②年金額が確定、掛金額も一定
・掛金の支払いにより、将来受け取る年金額が確定します。
・加入時の掛金額は払込期間終了まで変わりません。（途中で口数を変更しない場合）

③税制上の優遇
・掛金は全額社会保険料控除の対象となり、確定申告で税金が軽減されます。
・受け取る年金は公的年金等控除の対象となります。
・遺族一時金は全額非課税です。※2020年1月現在

④万が一のときは家族に一時金
・万が一早期に亡くなったとき、家族に遺族一時金が支給されますので、掛け捨てになりません。（Ｂ型を除く）

⑤自由なプラン設計
・ライフプランに合わせ、年金額や受取期間を設計できます。
・加入後も年金・掛金の額を口数単位で増減できます。
・掛金を年度分前納すると、割引があります。

【例：青果店経営Ａ男さん（40歳）・課税所得400万円】
40歳の誕生月に、1口目Ａ型、加えてＡ型3口加入した場合

掛金について

掛金は加入時の年齢、性別、選択する給付の型と口数によって決まります。
掛金の上限は月額6万8,000円です。
・給付の型および加入口数は、掛金月額6万8,000円以内で選択できます。（ただし、個人型確定拠出年金〈iDeCo〉
　にも加入されているときは、その掛金と合わせて6万8,000円が上限となります）

口数単位で掛金額を変更（増口、減口）することができます。
・1口目を減口することはできません。
・掛金を前納された場合、その年度中に掛金の減口はできません。

お問い合わせ、お申し込み

全国国民年金基金

• 全国国民年金基金

記載されている内容は、2020年12月現在のものであり、今後変更となることがあります。
長崎銀行は、国民年金基金加入勧奨業務について、三井住友信託銀行株式会社の代理店として、取次業務を行っております。